静岡市生まれ。3歳から母親の手ほどきにより音感教育を受け、ピアノを始める。幼時から静岡児童合唱団に入団。その間3回のヨーロッパ演奏旅行(ブルガリア、旧東ドイツ、旧ソ連、ハンガリー、ポーランド等)に参加。一度は声楽を志すが、チェンバロの魅力に惹かれ、17歳より始める。上野学園大学チェンバロ専門卒業。在学中の1987年より演奏活動を始める。同大学専攻科修了。静岡英和女学院講師・上野学園大学古楽研究室助手を務めた後、1994年英国王立音楽大学に留学。ソリスト・ディプロマを取得し卒業。在学中、チェンバロ最優秀賞及び数々の賞を得る。その後、ドイツ国立ケルン音楽大学にて最高栄誉賞付芸術家ディプロマを取得。2000年、国家演奏家資格を取得し活動の拠点を日本へ移す。チェンバロを渡邊順生、R.ウーリー、K.ハウグサン、S.センペ、マスタークラスにおいてK.ギルバート、オルガンを廣野嗣雄、小林英之、室内楽を大橋敏成、C.マッキントッシュ、P.グッドウィンの各氏に師事。日本各地でのソロリサイタルに加え、御前演奏会(赤坂御所)出演。これまでに『バッハ・コレギウム・ジャパン』『チェコ・フィル八重奏団』『プラハ室内管弦楽団』『ロンドン室内管弦楽団』『名古屋フィルハーモニー交響楽団』『静岡交響楽団』と共演。各地音楽祭、愛知県芸術劇場コンサートシリーズ、静岡音楽館AOIコンサートシリーズ等に出演。『ムジカ・パシフィカJPN』主宰。C.マッキントッシュ、C.ボット、R.ブレーズ、P.コーイ、L.ドーソン、D.トーマスらとも共演し、通奏低音においては多大な評価を得ている。2002年、ソロCD「アルマンド」をリリース。ソリスト及び通奏低音奏者としてイギリス・ドイツ・ブルガリア等国内外において広く活躍。上野学園大学、名古屋芸術大学講師。
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